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Concept(コンセプト)

21世紀に入り経済・社会環境が一段と複雑かつ多様性に富んだ変化を遂げております。その中でも、とりわけ私達の生活環境・習慣も激変しております。
アメリカに始まったピンクリボン運動、これは乳がん発見のための啓発活動。発祥は1980年代にさかのぼります。アメリカでは「リボン」に願を託す習慣があります。それがピンクリボン、検診率の向上、死亡率の低下のためのシンボルマークとして位置付けられています。

日本でも生活習慣の変化から乳がん羅患者の増加が問題となっています。現在日本人女性の25〜30人にひとりが乳がんを発症しております。明確な原因ははっきりしていませんが、女性ホルモンに非常に関連のある疾患であり、初潮の低年齢化や閉経期が遅い等、更に食生活の欧米化や遺伝子要素も原因であると考えられております。

厚生労働省は2004年3月「がん検診に関する検討会」の提言に基づき市町村が行なっている「がん住民検診」の指針見直しを決定しました。この中で乳がん検診について対象は40歳以上の女性で2年に一度の受信を勧奨、受診率を現在の2%(院内検診を含め)を50%まで引き上げる目標を掲げ、更に検診車については補助金を交付し、全国500台の普及を目指す試みを表明しております。

コンラッドでは2004年8月、X線乳房撮影装置搭載検診車(以下、マンモグラフィ車と言う)を導入しました。触診では発見できない極微少な早期乳がん(や石灰化)も映し出すマンモグラフィ。導入したマンモグラフィ装置はマンモグラフィ検診精度管理中央委員会が推奨する東芝製車載専用モデルMGU-200B plus、マガジン方式を採用して1セットあたり50枚収納可能、MLO1方向撮影なら1マガジン辺り20人に対応でき5セット常備のため、100人までフィルム交換なしで撮影が可能となっております。

マンモグラフィ車は女性を対象(別頁参照)としていますので、外観デザインや内装などはソフトなイメージに仕上げました。脱衣時、貴重品や下着を収納するコンパクトな鍵付きロッカーの採用、検査待ち時間を利用して乳がん検査全般を紹介したビデオを流すモニターや検査概要を説明したパネル版を設置するなど、被検者の乳がんに対する理解をより一層深めていただけるよう工夫をこらしております。

術者は原則、認定女性技師を配置しております。しかしただ単に女性という事でなく、被検者が検査を受けるに充分な理解、協力が得られる様、心身的配慮を含め必要かつ十分なインフォームドコンセント(説明と同意)を行なった上で検査にあたる様指導しております。

コンラッドでは皆様方の声に耳を傾け、社会が求めるニーズを豊富な知識、確実な技術でクオリティの高い乳がん検診の早期普及を目指し、努力してまいります。
さらに個人情報の保護、守秘義務の徹底を行なっております。また、弊社では乳がん検診の他に胸部検診、胃部検診、超音波診断検診、骨密度、心電図、血液検査全般等々あらゆるご要望にお応えできるようご用意しております。

 

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